最近の記事で、Demandbase、ExactTarget、Kenshooと、B2B(法人)のWebマーケティングに関連するWebサービスをレビューした。3つとも具体的にサービスを触ったわけではないが、サービスによってはあのセコイアが投資しているものもあり、信頼できる、有用なサービスなのだろうと思う。
ただ、必ずしも、使えば効果が出るというものではなさそう。たとえば、、、
Kenshooの主力製品、Kenshoo Searchは通常マーケティング・コンサルタントが請け負う仕事を、全部ではないにしろ、相当部分自動化する。Kenshooは、キャンペーンの効果を分析することによって、ライバルの一歩先を行っている。Kenshooは多数の検索エンジンから関連ある検索キーワードを探し出し、広告効果を最大限にするよう自動的にキーワードを入れ替えることができる。
とあるけれど、
- どのようなキャンペーンを行うか考える
- 何を分析したいか考える
- 分析結果を次のキャンペーンに生かす
という、一番大切なところは、やはり手を動かして一生懸命考えなければならない。特に何を分析したいか考えるところが、手を抜きがち。しかし、ここを手を抜いてしまうと、Kenshooのようなツールを使う意味がなくなってしまう。。。しかも、「情報を収集してエクセルに落とす」という、「仕事をしている感はあるけど、実は頭を使わなくていい仕事」が取られしまうので、こういうツール、人によってはあると困ってしまうかも(笑
ところで、2000年から2002年にかけて起こった米国の経済不況がWebマーケティングに与えた影響について聞いたことはあるだろうか?リーマンショックのずっと前の不況がWebマーケティングの進化をもたらしたらしい。
直接的に収益につながらない業務を行う法人マーケティング部門では、予算はカットされ、人材は解雇。カネもヒトもない中で、売上を維持し拡大させるプレッシャーがあったようだ。そういった状況の中で、彼らが着目したのがB2Cの領域で成功しつつあったWebの存在。コスト削減と売上増加という2つの課題を同時に解決しなければならない悩ましい問題の解決策が、彼らにとっては未知領域のWebであったと。
2002年と今とを比べると、Webマーケティングを支援するツールやサービスは驚くほど氾濫しているし、方法論も信じられないくらいたくさん存在する。そんな時は、原則、基礎的な考え方に立ち返ってみることがよいと思う。
数学の問題を解こうと、様々な公式を駆使しようとして混乱。。。。という状況にあるならば、まずはそれぞれの公式の意味を改めて確認するのが案外効果的。
というわけで、手前味噌ですが、当社の研究レポートをぜひともご覧ください!
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