今回はウェビナー(Webinar)について!
ウェビナーとは、インターネット上で行なわれるセミナー・ウェブカンファレンスのこと。セミナーの動画をYoutubeなどを活用してWebサイト上に掲載したものに似ているけれど、それに加えてリアルタイムでやり取りを行うところが大きく違う。この記事では「ウェビナーって何の意味があるの」「良いウェビナーを実施する秘訣は何?」という疑問について答えてみたいと思う。
インターネットに関する各種情報が掲載されているCNET Japanに、ウェビナーとホワイトペーパーの効果を比較した記事があったので、まずその記事を紹介する。(この記事)なお、少し筆者で編集した。
あるキャンペーンで、ホワイトペーパーのダウンロードとウェビナーの形式の違いによる効果を測定することにした。結果、リードの獲得数は、ホワイトペーパーのダウンロードのほうがウェビナーよりも42%ほど多いという結果になった。しかし、ウェビナーのほうがホワイトペーパーのダウンロードよりも商談に至る確率が155%高く、契約率も80%高く、1契約あたりの金額が2倍も高いことが分かった。
というわけで、この実験では、「ホワイトペーパー<ウェビナー」という結論が出たらしく、この会社のWebサイト戦略は、ホワイトペーパー形式のものから、ウェビナー形式のものに大きくシフトしたらしい。ウェビナーの方が10倍はコストがかかるので、必ずしもウェビナーが好ましいとは全然思えないが、いずれにしろ、ウェビナーはこのようなものということだ。
さて、一度ここで、Webinar先進国である米国において、必須とされるポイントを整理したものを紹介しよう!
内容検討時のポイント
- タイムリーなトピックや、流行しているキーワードに言及するセッションがある方が興味を引きやすい
- プレゼンテーションの資料には、実際にお越しいただいて行うリアルなセミナーよりも丁寧に作成する
- Webinarで使用した資料はWeb上に残るため、可能な限り洗練された言葉や画像を使うように心がける
- リアルのセミナーとは異なり、顧客の反応を踏まえた説明や、ジェスチャーによる情報の発信ができないため、可能な限りわかりやすい言葉や画像を使うように心がける。特に図表を活用することが望ましい
- 自社の「強み」を、リアルなセミナーよりも明快に示す
- プレゼンテーターの姿が見えないため、プレゼンテーターの経歴を紹介することがのぞましい
- 次回の内容を最後に紹介し、次回のWebinarにも招待する
- 聴衆に対して一方的に発信するのではなく、コミュニケーションが発生するようなしかけを必ず用意する
- 例:コメントをいただく、簡単なアンケートや内容に関するフィードバックをいただく
- 聴衆限定の「○○一週間トライアル」など、簡単な特典をつける
進行時のポイント
- 時間およびアジェンダには気を使う
- 最も重要ポイントは、予定されている時間で必ず終わるようにすること。リアルなセミナーの場合、多少伸びてもそれが理由で退席することは少ないが、Webinarの場合は考えられる
- 必ずリマインドメールを送付する
- 可能であれば前日だけでなく、直前にも送る
- プレゼンテーターは、通常のセミナーよりも、ゆっくりとしたスピードで話す
- 聴衆のムードを感じられる仕掛けを作る
- モデレーターを設置して、聴衆をモニタできる状況を作るなどの工夫を行う
これを参考に実践してみることをオススメする。
ところで、安価にウェビナーを実践するならば、drop.ioというサービスがある。個人的には使ったことがないが、TechCrunchで紹介されていたので、そのまま掲載する。ぜひとも参考に!
今日(米国時間5/14)、特定ユーザー間のファイル共有サービスを提供しているdrop.ioは、新しいデスクトップ画面共有アプリ、present.ioをリリースした。ユーザーはこのアプリを使うと、わずか数回のクリックだけで複数の相手に対してスクリーンを共有してプレゼンテーションを行うことができる。Present.ioはdrop.ioに先月追加されたチャット機能と共通点が多い。ただし、今回Present.ioは数百人の相手に対して共有が行えるよう拡張されており、ウェビナーなどのグループ・プレゼンテーションへの利用に最適だ。


